CTとMRIの違いって何?どんな検査で使い分けるの?

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転倒したり、事故などで病院へ行くと「念のため検査しておきましょう」と言われ、CTやMRI検査をされた経験があるという方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

さて、そのCTやMRIって、2つとも似たような検査なのですが、実際どのような違いがあるのか?どのように使い分けているのか?ご存知ですか?

今回は、CTとMRIの違いについてご紹介したいと思います。

MRIとは

MRIの正式名称は「Magnetic Resonancelmagine」と言い、日本語に訳すと「磁気共鳴画像診断装置」と言います。

MRI検査では、人間の身体に含まれる水素原子核をMRIの巨大で強力な磁石によって生じる電磁波と周波数で動かし、撮影しています。ちょっと難しいですよね。要は、磁石によって撮影するものと覚えていただくと分かり易いと思います。

MRIを用いることで様々な病巣を発見することが出来ますが、なかでも脳・脊椎・四肢・子宮・卵巣・前立腺など骨盤腔に生じる病巣の発見に優れています。

また、最近ではMRIによって、様々な病気を早期発見できることが明らかになっており、的確な診断が必要な難しい症状の患者さんの場合は、MRIで診断をすることが有効とされ、研究が進んでいます。

CTとは

CTの正式名称は「Computed Tomography」と言い、日本語に訳すと「コンピュータ断層診断装置」と言います。

CT検査では、電磁波の1種であるX線を使い、360度回転させながら、人間の身体をクルリと回り、様々な角度から測定を行います。

そして、撮影したデータを元に、コンピュータで身体の内部を輪切りにし、画像を作り出していきます。

X線といえば、レントゲンを思い浮かべる方もいらっしゃるかと思いますが、CTはレントゲンよりも、より深い身体の内部を検査することができ、造影剤を使用することで、さらに細密な血管まで調べることができるようになります。

CTは、主に心臓・大動脈・気管支・肺などの胸部や肝臓・腎臓などの腹部の病巣を発見することに長けています。

CTとMRIの違い【メリット】

CTとMRIは、全く異なる医療機器なのですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。

まずは、それぞれのメリットをご紹介します。

CTのメリット

・検査時間が短い。

・造影剤を使用することで立体的な画像を作ることができる。

MRIのメリット

・初期の脳梗塞を発見することができる。

・骨による影響がないため、頭がい骨内部や脊椎及び脊髄、椎間板ヘルニアを調べることができる。

・子宮及び卵巣、前立腺がんなどの診断がやりやすい。

・筋肉や腱などを見ることができる。

・放射線による被曝が無い

・造影剤を使用しない。

CTもMRIもそれぞれメリットが異なり、検査方法もだいぶ異なります。

脳出血など生命の危機がある場合などは、CTを使った方が適切な処置を行うことができますし、脳動脈瘤などの疑いがある場合は造影剤を使用したMRI検査を行うなど、それぞれの症状や状態によって、使い分けているのです。

MRIとCTの違い【デメリット】

では、CTとMRIのデメリットについてご説明します。

CTのデメリット

・部位によっては、骨が移り込んでしまい、見えにくい場合がある。

・レントゲン撮影に比べると被ばく量が高い。

・造影剤に対してアレルギー反応が出る場合がある。

・心臓ペースメーカーを使用している方や妊娠中の女性は医師と相談してから撮影する必要がある。

MRIのデメリット

・肺の撮影には不向き。

・強力な磁場が生じるため、心臓ペースメーカーや骨折などで金属を体内に埋め込んでいる方は使用することができない

・酸化鉄が含まれている化粧品を使用して検査を行うと火傷を起こしてしまう。

・検査時間が長い。

・閉所恐怖症の方は辛い。

・検査中の音がうるさい。

MRIは、肺以外の臓器を見ることができますが、特別な場合を除いて肺の検査は行わないようになっています。そのため、骨や肺の検査を行う場合は必然的にCT検査になりますので、妊娠の疑いがある女性は、必ず医師に相談してから受けるようにしましょう。

まとめ

今回はCTとMRIの違いについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

このように、CTとMRIは全く違った医療機器であり、それぞれにメリットやデメリットがあります。

また、症状や状態、部位などで検査が全く違ってきますので、必ず医師と相談し適切な検査方法を選ぶようにしましょう。

これから健康診断を受ける方や家族の方が転倒や事故などに遭われた際は、これらの違いを頭に入れておくと、検査を受ける際に役立ちますので、是非覚えておきましょう。

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