- コーヒーダイエットを始めたら体重が増え始めた…
- 食後にコーヒーを飲み始めたら足がむくみ出した…
- コーヒーを飲むようになって顔がよくむくむ…
などの症状をあなたは体感していませんか。
近年「コーヒーで痩せる!」とテレビや雑誌でも話題となり、食後の一杯が習慣になっている方も多いのですが、こんな風に悩んでいる方も多いのです。
もしかすると、食後にコーヒーを飲んでいるのに太ってしまったという方は飲み方を間違っているのかもしれません。
そこで、今回は食後のコーヒーは太るのかについてや最適な飲み方についてご紹介していきます。
食後のコーヒーは太るって本当?
食後のコーヒーで太ってしまったという方に質問です。

コーヒーカップ1杯ぐらいだったら良いのですが、食後3~4時間で2~3杯は飲んでいるという方は飲み過ぎている可能性があります。
実は、コーヒーに含まれるカフェインには覚醒・興奮作用があり、仕事で集中したいときなどには、カフェインの摂取は効果的なのですが、飲み過ぎてしまうと次のような症状が出る可能性があります。
- むくみ
- イライラ
- 不整脈
- 痙攣
まず知っておきたいのが、カフェインにはカリウムや鉄分を阻害する作用があり、むくみの大敵である『塩分』を排出する動きを鈍らせてしまうということ。
それによって、血流の流れが悪くなり、むくみの原因になってしまうのです。もしかすると、顔や足にむくみが出たり、太ったと感じている方はこのことが原因かも知れません。
また、飲み過ぎによるイライラから、逆に食べ過ぎたり間食が増えたりしていませんか。
このように、コーヒーの飲み過ぎが原因で太ってしまったという可能性がありますので、もし上記のような症状を感じている方は、少し飲む量を減らしたり、適度に運動するようにしてみましょう。
食後のコーヒーは飲み方次第では効果あり!?
では、食後のコーヒーはどのように飲めばよいのか、太らないためのコーヒーの飲み方のポイントをまとめたみました。
太らないための食後のコーヒーの飲み方「3つのポイント」
ポイント①:ブラックで飲む
1つ目のポイントは「ブラックコーヒー」で飲むこと。食後のコーヒーは砂糖やミルクを入れずにブラックで飲みましょう。
砂糖のカロリーは、ティースプーン1杯で約19kcal。ミルクも約16 kcalと高カロリー。
「どうしても、苦いのは飲めない!」という方は、低カロリーの甘味料を入れたり、フレーバーコーヒーでトライしてみましょう。
ポイント②:浅煎りコーヒーを飲む
コーヒーにはポリフェノールの一種の「クロロゲン酸」という成分が含まれており、このクロロゲン酸は脂肪の吸収をおさえる働きがあります。
しかし、焙煎をすればするほど減少してしまいます。クロロゲン酸を摂るためにも浅煎りコーヒーを飲むのがおすすめ。
少し酸味が強くなり、苦手という方もいるかと思いますが、飲める方は浅煎りで飲むようにしましょう。ちなみに、スターバックスで飲む場合、一番浅煎りの豆は「ブロンドロースト」だそうですよ。
ポイント③:身体を動かす30分~1時間前に飲む
食後にコーヒーを飲むだけでは、効果的な作用があるわけではありません。
コーヒーに含まれるカフェインには、内臓脂肪を燃やしやすくする効果があると言われています。飲むだけではなく、飲んだ後に運動することで内臓脂肪を燃やすことができ効果が期待できます。
また、カフェインは、体内に吸収されるまで30分~1時間かかりますので、運動したり、身体を動かす1時間前に飲むと、より効率的に効果を得ることができます。
運動と言っても、本格的な運動をしなくても、階段を使って移動したり、少し早歩きをするだけでも十分な運動になりますよ。
以上が、太らないための食後のコーヒーの3つのポイントです。ちょっと意識してみるだけでも効果が違ってくると思いますので、是非試してみて下さいね。
コーヒーの飲み過ぎも良くない!?
冒頭で、コーヒーの過剰摂取は良くない!とお伝えしたのですが、海外の研究結果では、コーヒーをたくさん飲めば飲むほどよい!という研究結果もあります。
ただ、日本人は胃の粘膜が欧米人よりも弱いのでコーヒーの飲み過ぎで胃が痛くなるという人も多いのです。
【こちらの記事で詳しく紹介してます】
ですから、健康のためにも1日3~4杯にとどめておきましょう。
まとめ
今回は、食後のコーヒーは太るのかについてや飲み方についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?
もし「むくんだ」という方や「太った気がする…」という方は、飲み過ぎが原因の可能性もあります。
また、砂糖やミルクの入れ過ぎによるものかも知れません。出来れば、ブラックで飲むのが望ましいですが、どうしても苦いのはダメという方は、低カロリーの甘味料や、フレーバーコーヒーに変えてトライしてみましょう。
食後のコーヒーは、取り組みやすい健康法でもありますので、もう一度飲み方を見直して、効果的なコーヒー効果を実感してくださいね。