YouTuberのヒカルさんが動画を挙げたことで、多くの人に認知された公営競技(オートレース)をロトくじ感覚で楽しめる重勝式投票券の「当たるんです」。
この「当たるんです」の魅力は、キャッチコピーの「4,096人に1人が当たる!」と謳ってるように、なんと言ってもかなりの高確率。
ジャンボ宝くじの1等で約2000万分の1。ロト6で約600万分の1。当たりやすいと言われるミニロトやスクラッチでさえ、約12~20万分の1の当選確率なので「当たるんです」が如何に高確率かということが分かりますよね。
ただ「当たるんです」の場合、宝くじなどと違い公営競技(オートレース)なので、当たったら税金を支払わなくてはいけません。
そこで今回は「当たるんです」で当選した時、税金をいくら払わないといけないのかを詳しく解説していきます。


「当たるんです」で当選したら税金はいくら掛かるの?
「当たるんです」で当選したら税金が掛かりますので、まずは下の表のように当選金額と掛かった費用(コスト)と特別控除額に分けて整理します。
当選金額 | 1,430,000円(当たるんですミニ) |
コスト | 1口500円×20口=10,000円 |
特別控除額 | 500,000円 |
こんな感じです。
- 当選金額 143万円
- コスト 1万円
- 特別控除額 50万円
これを次の計算方法で計算すると、一時所得金が出ます。
当選金額143万円ーコスト1万円ー
特別控除額50万円=92万円
上記の計算から一時所得は92万円となります。
そして、この一時所得の1/2にその他所得(給与所得)を合算(総所得金額)すると、税率が算出できます。
一時所得92万円の1/2=46万円
+その他の所得(給与所得など)
例えば、給与所得が約400万円の場合だと、
92万円×1/2+400万円=446万円となります。
この446万円が総所得金額です。
総所得金額の446万円を下の表に当てはめると、赤字の部分の税率20%となります。
課税される所得金額 | 税率 |
195万円以下 | 5% |
195万円を超え330万円以下 | 10% |
330万円を超え695万円以下 | 20% |
695万円を超え900万円以下 | 23% |
900万円を超え1,800万円以下 | 33% |
1,800万円を超え4,000万円以下 | 40% |
4,000万円超 | 45% |
参照:国税庁 所得税の税率より
一時所得の税率が20%になることが分かったら、先程の一時所得92万円に1/2を掛け、そこに税率20%を掛けると税金が出ます。
式にすると…
92万円×1/2×20%=9.2万円
一時所得にかかる税金は9.2万円となるのです。
「当たるんです」レースごとの税金がいくら掛かるのかを解説!
<< 当たるんです6車立て >>
当たるんですミニ | 一口 500円 | 最大当選金額 45万円 |
当たるんですメガ | 一口 3,500円 | 最大当選金額 317万円 |
当たるんですギガ | 一口 35,000円 | 最大当選金額 3,175万円 |
では、当たるんです6車立てで当選したときの税金をそれぞれ見ていきましょう。
- 当たるんですミニ(45万円当選)
当選金45万-購入1万-控除50万=0円 税金0円
- 当たるんですメガ(317万円当選)
当選金317万-購入3.5万-控除50万=263.5万円
263.5万×0.5+400万=531.75万 税率20%
263.5万×0.5×20%=税金26.35万円
- 当たるんですギガ(3,175万円当選)
当選金3,175万-購入10.5万-控除50万=3114.5万円
3114.5万×0.5+400万=1957.25万 税率40%
3114.5万×0.5×40%=税金622.9万円
<< 当たるんです7車立て >>
当たるんですミニ | 一口 500円 | 最大当選金額 84万円 |
当たるんですメガ | 一口 3,500円 | 最大当選金額 588万円 |
当たるんですギガ | 一口 35,000円 | 最大当選金額 5,882万円 |
では、次に当選金額が大きくなる当たるんです7車立てを見ていきましょう。
- 当たるんですミニ(84万円当選)
当選金84万-購入1万-控除50万=33万円
33万×0.5+400万=416.5万 税率20%
33万×0.5×20%=税金3.3万円
- 当たるんですメガ(588万円当選)
当選金588万-購入3.5万-控除50万=534.5万円
534.5万×0.5+400万=667.25万 税率20%
534.5万×0.5×20%=税金53.45万円
- 当たるんですギガ(5,882万円当選)
当選金5,882万-購入10.5万-控除50万=5821.5万円
5821.5万×0.5+400万=3310.75万 税率40%
5821.5万×0.5×40%=税金1164.3万円
このように、当たるんですで当選すると結構な税金が掛かります。大金が入ったからと言って使ってしまうと、翌年にすごい金額の税金が来て「払えない」という事態となりますので、十分理解しておきましょう。
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当たるんです以外のギャンブルで当選した場合、税金は掛かるの?
当たるんですのオートレース以外のギャンブル(競馬・競輪・競艇・パチンコなど)で大金を当てた時の税金は掛かるのでしょうか。
答えは「掛かります!」。
当たるんです以外のギャンブルで当たった場合も、一時所得として税金が掛かります。
ですから、先程お伝えした計算で税率を出し、税金をきっちり算出し納税しましょう。
ちなみに、宝くじやtoto・BIG、MEGABIGなどのサッカーくじに関しては高額当選であったとしても税金は一切掛かりません。
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まとめ
今回は「当たるんです」で当選した時、税金をいくら払わないといけないのかを詳しく解説してきました。
結論、当たるんですの場合、当選するとほとんどのレースで税金が掛かります。唯一、当たるんですミニ6車立ての当選金45万だけが掛かりません。
とはいっても、それ以外のレースで当選すると高額当選となり必ず税金が掛かりますので、使いすぎて税金が払えないということが無いよう注意しましょう。


