吸水力抜群で今大人気の素材、珪藻土バスマット。ホームセンターや雑貨屋さんでも売られているのをよく見ますよね。
洗濯いらずで便利なバスマットですが、こんな疑問ありませんか?
- 「使用後は乾かすだけでいいの?そもそも水洗いしてもいいの?」
- 「カビが発生したらどうしたらいいの?」
- 「水虫菌の除菌もできるの?」
実際に、珪藻土マットは持っているけどお手入れはしていないという方も多いようです。では、どのように手入れをするのが良いのでしょうか。
今日は、そんな珪藻土バスマットのお手入れ方法についてご紹介します。これを読めば、ちょっとした方法で清潔に長く使い続けることができますよ。
珪藻土バスマットのお手入れ方法!洗うことはできるの?
実は水洗いしても良いものと、水洗いができないものとがあります。ただ、共通して言えるのが、定期的に濡れたタオルでふき取ってよく乾燥させるということです。
そして、軽い汚れと少し頑固な汚れの場合では少しお手入れ方法も異なりますので、それぞれの方法を見ていきましょう。
軽い汚れの場合
水洗いできるものは、サッと洗い流してあげると汚れが定着せず綺麗に使い続けられます。
ただし、あまり水に濡らしすぎるとなかなか乾燥せず、湿った状態が続いてしまうので注意してください。
水洗いできないタイプのものは、濡らして固く絞ったタオルなどで軽くふき取ってあげるのが効果的です。
水洗いできるものもできないものも、お手入れの後は必ず風通しの良いところでしっかり乾燥させるようにしましょう。
落ちにくい汚れの場合
水洗いしても、濡れタオルで拭いても落ちない汚れの場合、目の細かい紙やすりで表面を削ることで、落とすことができます。
ここで注意しなくてはいけないことがあります。削った後には細かい削りカスがでます。
このカスが珪藻土の小さな穴に入り込んでしまうことがあるので、お手入れの後には必ず刷毛などで細かい粉を払い落とし、乾いたタオルでふき取るようにしましょう。
表面を削っただけでは取れない根深い汚れの場合は少し深く削る必要があります。
深く削った場合にはもう一つ注意したいことがあります。削った箇所が薄く弱くなって割れやすくなることがあるので、あまり強く圧をかけないように気を付けてください。
このように、珪藻土マットは軽い汚れの時には水でサッと流すか濡れ布巾でふき取ります。
定着してしまった汚れの場合は、表面を紙やすりで削って綺麗な面を出してあげましょう。
珪藻土バスマットのお手入れ方法!カビはどうやって取るの?
吸水力と速乾性が売りの珪藻土マットですが、やはり湿った状態が続くとカビが生えてしまいます。
湿気のこもりやすい脱衣所に置いたままにしておくと、表面は乾いているように見えても内側では水分が排出されず残ったままになっています。
その状態で放置した場合、カビが根を張ってしまい落とすのが難しくなることがあります。
ではカビが生えた時はどうやってとればいいのでしょう。珪藻土マットのカビを取り除く方法をご紹介します。
紙やすりで削る
汚れが付いた時と同様に、目の細かい紙やすりで削るのがおすすめです。削った後は細かいカスが出ますので、刷毛などで粉を落とした後に乾いた布巾でふき取ってください。
水拭きしてしまうと、削りカスが穴に詰まってしまう可能性があるので注意してください。
塩素系漂白剤で漂白する
カビの根が深く根付いてしまった場合や、カビの範囲が広い時は塩素系の漂白剤を使用してください。
やり方は簡単!
漂白剤を水で薄めてバスマットにかけ、1分以内に洗い流してください。かけたまま長時間放置してしまうと変色や劣化の原因となってしまいますので、洗い流した後はよく乾燥させましょう。
このように、珪藻土バスマットにカビが生えてしまった時は、カビの部分を削ってあげるか、漂白剤をかけて流すと手軽に除去することができます。
珪藻土バスマットのお手入れ方法!水虫の菌も除菌できるの?
珪藻土バスマットを使用するときに気になるのが、水虫の感染。家族の誰かが持っている菌が、うつったりしないのかが気になるところです。
水虫の原因となる白癬菌は室温26℃以上/湿度70%以上の環境を好むといわれています。お風呂場はこの条件に当てはまってしまいますが、珪藻土バスマットはすぐに乾燥しやすい素材ですので菌の繁殖は抑えやすいと言えます。
ただ、全く危険性がないかというとそうではありません。白癬菌を持った人が使用した後、マットがしっかり乾燥する前に次の人が使用した場合白癬菌が足についてしまうことも考えられます。
ご家族に水虫菌を持った人がいるときは、その人が使った後はすぐにしっかり乾燥させるか、表面をサッとふき取ってから使用することをお勧めします。
乾燥させていても心配だなと思う場合は、アルコールスプレーを軽く吹きかけて布巾でふき取れば清潔な状態を保つことができます。
まとめ
今回は、珪藻土バスマットのお手入れ方法についてご紹介させていただきました。
手入れ方法をもう一度まとめますと、
● 日常的には、こまめに干してしっかり乾燥させる。
● 軽い汚れの時はサッと水洗いか、固く絞った濡れ布巾でふき取る。
● 吸水性が落ちてきた時や、カビが生えてしまった時には
目の細かい紙やすりで削る。
● 根深いカビは漂白剤で洗い流す
● 水虫菌が心配であれば、アルコール除菌する
となります。
吸湿性・速乾性に優れた珪藻土バスマットですが、きちんとお手入れすればより長く清潔に使い続けられます。ぜひ参考にしてみてください!
このように、珪藻土マットは軽い汚れの時には水でサッと流すか濡れ布巾でふき取ります。
定着してしまった汚れの場合は、表面を紙やすりで削って綺麗な面を出してあげましょう。