hana+chocoさんによる写真ACからの写真
部屋が乾燥する時期といえば冬をイメージする方も多いと思いますが、実は夏場でもエアコンの使用によって過度に除湿されていたり、マンションのワンルームなど気密性が高い部屋は湿度が低く、年中乾燥に悩まされるケースも少なくなありません。
乾燥すると、喉がイガイガして体調を崩しやすくなったり、肌の潤いが奪われカサカサ状態になり、美容にも良くありません。
そこで、今回は手軽に簡単にできる部屋の乾燥対策をご紹介していきます。喉がイガイガするとか、肌の調子が悪いなど乾燥に悩んでいる方は、ぜひお試し下さい。
手軽に簡単にできる部屋の乾燥対策!おすすめ6選
今、電気屋さんに行けばいい加湿器が売っているので、それを購入して使えば簡単に乾燥を防ぐことができますが、それだとどうしてもコストが掛かります。
また「点けっ放しだと電気代がかかる」や「掃除が大変」といった点も気になりますよね。
なかには、加湿器を使っていたら壁が湿ってカビが発生したという話も聞きます。
そこで低予算で手軽に簡単にできる乾燥対策を厳選してご紹介します。では、順番に見ていきましょう。
濡れたタオルやバスタオルをかける
タオルやバスタオルなど大きめのものを濡らして部屋にかけておくだけのシンプルな方法。
タオルやバスタオルじゃなくても洗濯物でもOKです。ただ、できるだけ大きめの物をかける方がより効果的です。
お気に入りの洗剤や柔軟剤で洗ったものをかけると、部屋に良い香りが広がり、同時にリラックス効果も得られますよ。
浴室のドアを開けたままにする
この方法は、ワンルームなどお風呂場と距離が近い部屋の方におすすめ。
入浴後のドアを開けっ放しにしておくだけの超簡単な方法。浴槽にお湯を貯めている場合は、蓋もせず、お湯も抜かずにしておくと、より加湿できます。
浴室のカビ対策にもなって、一石二鳥です。
お湯を沸かす
この方法もやかんなどでお湯を沸かすだけのシンプルな方法。夏場だけでなく、冬場にもこの方法は有効で、火をつけることで暖房の役目も果たします。
シンクに水を張る
コップの加湿と同じようなイメージですが、水分の表面積を大きくすることによって、効果を高めます。
好きなアロマオイルなどを入れると、香りも楽しめますよ。
空間に霧吹きをする
水をスプレーするだけでもいいのですが、アロマミストがおすすめ。床や壁にかけるのではなく、空間に噴射するのがポイントです。
ちなみに、私のおすすめは、リラックス効果のあるラベンダーやゆずがおすすめです。
観葉植物を置く
意外とピンと来ない、観葉植物を置くことによる加湿。実は「天然の加湿器」といわれるほど、効果が期待できます。
観葉植物は、葉っぱから水分を蒸散し続けているのです。特に、葉っぱが大きい物は蒸散する水分も多くおすすめです。
また、加湿だけではなく、空気清浄の作用もありますし、インテリアとしても楽しめて、メリットがいっぱいの対策です。
コップに水を入れるだけでは部屋の乾燥対策にならないの?
すぐできる乾燥対策として、コップ一杯の水を入れて部屋に置いておく方法は有名ですよね。あなたも一度は実践したことがあるかも知れません。
しかし残念ながら、この方法はあまり効果がありません。
コップに目一杯水を入れていたとしても、気化するのは表面の部分だけなので加湿するのは難しいのです。
ただ、枕元などでピンポイントの加湿目的であれば有効です。おすすめは、コップより表面が大きい洗面器や鍋を使う方がいいですね。
就寝時に使う場合、寝相の悪い方はご注意を…。
部屋の乾燥を防ぐためには湿度はどれくらいを保てばいいの?
乾燥しているかどうかって、喉がイガイガするとか肌がカサカサするなどの症状が出たら分かりますが、常時部屋が乾燥しているかどうかなんて分かりませんよね。
そこで、おすすめなのが100均などでも購入できる湿度計。
これを見やすい所に設置しておけば、今部屋がどれくらいの湿度なのかすぐチェックができます。
ちなみに、過ごしやすいと言われている湿度は40~60%です。この湿度を目安に、先程ご紹介した方法を使って調整するようにしましょう。
湿度が40%を切ってくると、喉のイガイガやカサカサ肌など乾燥を感じるようになる方も多いので、自分がどれくらいの湿度で乾燥を感じるようになるかもチェックしておきましょう。
また、反対に60%を超えてくるダニやカビが発生しやすくなりますので、湿度計を使ってこまめにチェックするようにしましょう。
まとめ
今回は、手軽に簡単にできる部屋の乾燥対策の方法を6つ紹介させていただきました。
私のおすすめは、霧吹きでアロマミストを撒く方法です。私は、柑橘系の香りを部屋に撒くようにしています。
あと、今回ご紹介していませんが就寝時は、マスクを付けて寝るようにしています。
エアコンを付けて寝ると、以前は朝起きた時に喉がイガイガしていることが多かったのですが、マスクを付けることでそれも殆ど無くなりました。
マスクを付けると寝にくいという方は難しいですが、この方法もおすすめです。
このように、わざわざ高い加湿器を使わなくても、簡単に実践できる方法がありますので、どれが一番効果があるか試してみて下さいね。
あと、100均などで湿度計を購入し、自分がどれくらいの湿度が過ごしやすいのかもチェックし、その湿度を保つように心掛けましょう。