2022年もコロナ禍の中、選抜(センバツ)高校野球大会が3月18日に開幕しますが、今年の入場行進の曲が決定しました。
一体、誰のどんな曲が選ばれたのでしょうか。
この記事では、2022年今年の選抜(センバツ)高校野球の入場行進の曲が何になったのか、また歴代の入場行進の曲を併せて紹介していきます。
選抜(センバツ)高校野球 2022の入場行進曲は?
2022年の選抜(センバツ)高校野球の入場行進曲は「YOASOBI」の「群青」(ぐんじょう)です。
この曲は、芸大を目指して奮闘する高校生を描いた山口つばさ氏の漫画「ブルーピリオド」(『月刊アフタヌーン』(講談社)にて連載中)にインスパイアされて誕生した楽曲だそうです。
歌詞の中にも、大人になるにつれ理想と現実のギャップを知り、いつしか夢を追うことが難しくなるというような表現もあります。高校球児たちには、1度しかない、高校生活・高校野球という時間を楽しんで欲しいですね。
また「群青」は、ビルボード・ジャパンチャートにおけるストリーミングの累計再生回数はなんと3億回を突破しています。若い世代を中心に親しまれていることが選曲の理由となったのでしょう。
選抜(センバツ)高校野球 2022の開会式で生の吹奏楽や合唱は聞けるの?
2022年の選抜(センバツ)高校野球の入場行進曲がYOASOBI」の「群青」とに決定となりましたが、開会式で生の吹奏楽や合唱は聞けるのでしょうか。
結論は、残念ながら昨年同様に吹奏楽の演奏や合唱ではなく、事前収録した音源を使うということです。
また、開会式についても簡素化し、初日に登場する6校のみの選手が外野に並んで、内野に向かって前進するだけとなります。
高校球児はもちろんですが、吹奏楽部やチアリーディング部なども折角の晴れ舞台なので、何とかして出来ないものかと考えますが、やはり高校野球だけ特別という訳にも行きませんし、試合をする側も応援する側も皆さんの安全が第一なので仕方ないですね。
選抜(センバツ)高校野球の行進曲の決め方は?
選抜高校野球の行進曲の決め方があるのか調べてみましたが、明確な決め方の基準というのはないそうです。
前の年に世間に良く聴かれた曲でスポーツにふさわしい曲を選曲するという感じですね。年によっては、行進曲にしてはちょっとテンポが速くない?という曲だったり、ちょっと違うくない?って思う曲もありますよね。
ただ、高校野球の行進曲に使われることで、耳にする頻度もあがり、感動シーンとリンクしたり、記憶に残ったりもしますし、何より高校球児たちは自分の時代の行進曲というのは一生記憶に残ると思います。
そのあたりも踏まえ、毎年何が選曲されるのか予想するのも楽しみですね。
選抜(センバツ)高校野球の過去10年の入場行進の曲は?
3月18日の開幕を前に過去10年、どんな行進曲だったのか振り返ってみましょう。懐かしいシーンや印象に残っているシーンも蘇るかもしれませんね。
2012年 選抜(センバツ)入場行進曲
Everyday、カチューシャ(AKB48)
優勝:大阪桐蔭(大阪)・準優勝:光星学院(青森)
2013年 選抜(センバツ)入場行進曲
花は咲く(東日本大震災復興チャリティーソング)
優勝:浦和学院(埼玉)・準優勝:済美(愛媛)
2014年 選抜(センバツ)入場行進曲
恋するフォーチュンクッキー(AKB48)
優勝:龍谷大平安(京都)・準優勝:履正社(大阪)
2015年 選抜(センバツ)入場行進曲
Let It Go~ありのままで~(MayJ.ほか)
優勝:敦賀気比(福井)・準優勝:東海大四(北海道)
2016年 選抜(センバツ)入場行進曲
もしも運命の人がいるのなら(西野カナ)
優勝:智弁学園(奈良)・準優勝:高松商(香川)
2017年 選抜(センバツ)入場行進曲
恋(星野源)
優勝:大阪桐蔭(大阪)・準優勝:履正社(大阪)
2018年 選抜(センバツ)入場行進曲
今ありて(大会歌)
優勝:大阪桐蔭(大阪)・準優勝:智弁和歌山(和歌山)
2019年 選抜(センバツ)入場行進曲
世界に一つだけの花、どんなときも メドレー(作詞・作曲槙原敬之)
優勝:東邦(愛知)・準優勝:習志野(千葉)
2020年 選抜(センバツ)入場行進曲
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い大会中止
2021年 選抜(センバツ)入場行進曲
パプリカFoorin(フーリン)
優勝:東海大相模(神奈川)・準優勝:明豊(大分)
過去10年の入場行進の曲を振り返ってみましたが、いかがでしか。記憶に残っている年や思い出の年はありましたか。
ちなみに、僕も高校野球をやっていたのですが、僕が高校3年生だった1996年の入場行進の曲は岡本真夜さんのTOMORROW(岡本真夜)という曲でした。
何か、曲を聴くと当時を思い出しますね~
まとめ
今回は、2022年今年の選抜(センバツ)高校野球の入場行進の曲が何になったのか、また歴代の入場行進の曲を紹介させていただきました。
2022年の選抜(センバツ)高校野球の入場行進曲は「YOASOBI」の「群青」(ぐんじょう)に決定しました。若い世代を中心に親しまれているアーティストですし、共感を得る部分も多いのではないでしょうか。
ただ、今年もコロナ禍での開催となるため、生の吹奏楽の演奏や合唱ではなく、事前収録した音源を使うということが発表されております。
すごく残念ですが、高校球児にとっては『夢の舞台』なので、最後まで健康に安全に野球ができる環境の下で全力を尽くして頑張って欲しいですね。