プランターを使ったミニトマトの栽培方法!コツやポイントを解説!

近年、家庭菜園がブームになっていますが、その中でも誰でも簡単に栽培できると人気なのがミニトマトの栽培。

家庭菜園に興味はあるけど、やった事が無いという方は、

  • 何を買い揃えればいいの…。
  • まずは何から始めればいいの…。

と、思っている方もいると思います。

これから、ご紹介する手順でやり方さえ間違わなければとっても簡単なので安心してくださいね!

では早速、誰でも簡単に栽培できるプランターを使ったミニトマトの栽培方法をご紹介していきますね。

目次

ミニトマトの栽培方法!

1、まずはプランター選び!

ミニトマトの育て方で最も重要なのが、

『プランター選び』

です。

これを怠って、適当なプランターを選んでしまうと、ミニトマトはきちんと成長してくれません。ですから、プランターはしっかりと選ぶようにしましょう。

では、プランターの選び方を見ていきましょう。

ミニトマトを育てるのに最適なプランターは、大きさが直径約30cm×深さ約30cmの丸型の深鉢です。

これ以上小さくなると根が十分に伸びず、途中で根詰まりしてしまうので、必ずこのサイズの深鉢を用意しましょう。

また、ミニトマトが成長すると、草丈が150cmほどになるので、支柱を立てなければなりません。出来れば支柱ホルダーが付いた丸型の深鉢を選ぶようにしましょう。

では、ミニトマトの育て方についてお話していきます。

育てやすいミニトマトの品種とは?

ミニトマトにも、赤や橙、白に黄、緑など色んなミニトマトの種類があります。カラーバリエーションが豊富なので、インテリアとして育てている方もたくさんいらっしゃいます。

そんな中、世界で最も甘いミニトマトと言われている「サンゴールド」は、イチゴのおよそ1.8倍の甘みを持ち、初心者でも比較的育てやすいので、初めてミニトマトを育てる方にはとてもおすすめです。

その他には、千果・ペペ・イエローピコ・アイコも、ミニトマトの中でも糖度が高く、フル ーティーな甘さと優しい酸味を持っているため、人気の品種となっています。

種蒔き~収穫時期はいつ?

ミニトマトの植え付けは、4月から6月にかけて行うのが一般的ですが、気候や環境によって若干異なります。

『環境による植え付け・収穫時期』

寒地(寒冷地)

  • 植え付け時期 6月頃 / 収穫時期 7月中旬から8月中旬頃

温暖地

  • 植え付け時期 5月頃 / 収穫時期 6月中旬から8月下旬頃

暖地

  • 植え付け時期 4月頃 / 収穫時期5月中旬から9月上旬頃

 

植え付け時期や収穫時期は、お住まいの環境や気温によって異なりますので、ご注意くださいね。

 

苗の植え付け方とは?

プランターを購入したら、ミニトマトの苗を植えて行くのですが、1つのプランターに対 し、プチトマトの苗1つを植えて行くのが基本となります。

では、植え付け方法をご紹介します。

1.容量15リットル以上の支柱ホルダーが付いた丸型の深鉢(プランター)を用意。

2.鉢の底に鉢底ネットを敷き、その上から底敷石を敷いて、底面の穴から土が流れ出さないようにする。

3.野菜用の培養土を15リットル以上入れ、根を崩さないように苗を植え付ける。植えた後、1cmほど培養土を被せるのがポイントです。

4.水をたっぷり与える。

5.風で苗が倒れないように仮の支柱を斜めに立てる。ミニ トマトの花房は、同一方向に着生しますので、通路側に花房が向くように植えるのがポイ ントです。

支柱を立て方とは?

2週間から3週間ほどでミニトマトの苗が定植しますので、支柱ホルダーに垂直に支柱を挿し、支柱とミニトマトの本枝を紐で優しく結んで行きます。

支柱を立てる際は、必ず蕾の反対側に立てるようにしましょう。 この位から水やりの量を減らし、葉が丸まってしまうくらいまで抑えます。

水を与え過ぎてしまうと、樹勢が旺盛になり、異常茎などを引き起こす原因となりますので、かん水で肥料の利き具合を調節します。 ミニトマトの収穫が始まったら、様子を見ながら、かん水量を増やすようにするのがポイントです。

 

脇芽かきの方法とは?

プランターでミニトマトを育てる場合、葉を放任させてしまうと、実が付きにくくなります。 ですから、晴れた日の午前中に脇芽を摘み取り、実成りを良くして行きましょう。

その際、ミニトマトに病気がないか調べ、疑いのある場合は、他の株に悪影響を及ぼさないように、最後に脇芽を摘み取りましょう。

 

追肥するタイミングは肥料によって違うの?

ミニトマトに追肥をするタイミングですが、最初の実がふっくらと膨らんで来たら行うようにしましょう。

肥料には、化成肥料・有機配合肥料・液肥など色んな種類がありますので、それぞれの肥料によって追肥を行う頻度が異なりますのでご注意ください。

化成肥料、有機配合肥料の場合

2週間に1回ほどのペースで追肥を行いましょう。

液肥の場合

週1度水やりと一緒に行うのが良いでしょう。

また、ミニトマトの栽培は、リン酸成分が重要です。 リン酸には、葉茎や根の伸長をサポートし、開花や結実を促す働きがありますので、リン酸が豊富に含まれているものを選ぶとようにしましょう。

 

いよいよ収穫!

minitomato

追肥をし、支柱の高さまで成長したら、先端の花房を摘心します。 摘心をすると、ミニトマトの成長が抑制されるので、栄養分が果実へ行き届くようになります。

すると、実が赤くふっくらとしてきますので、ヘタのすぐ近くまで色付いてきたら 、果実を傷付けないように収穫して行きましょう。

色付いたミニトマトは雨に当たると割れてしまうので、雨が降りそうな日は先に収穫してしま うか雨避けを準備しておきましょう。

 

まとめ

今回は「ミニトマトのプランターを使った育て方」についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

初心者の方でも安心して栽培が行えるミニトマトですが、おいしいミニトマトを実らせるためには、配置場所や水やり、肥料などには気を使う必要があります。

これから家庭菜園でミニトマトを育ててみようかなとお考えの方は、しっかりと知識を身に着けてから、栽培を始めるようにしましょう。

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