最近、娘が保育園で覚えてきたのか「さいた~さいた~チューリップの花が…♪」と、よく歌っているんです!
そんな娘の歌を聞きながら「娘と一緒にチューリップの栽培でもしようかなぁ」なんて、思い立ったのです。
しかし、栽培するにも道具は何もないし、久しぶりすぎて球根の植え方なども完全に忘れていたので、まずは「必要な物」や「球根の植える時期や植え方」など、基本的なことから調べました。
「あーそうやそうや!」と思い出すことや「知らんかった!」ということもありましたが、取り敢えずやり方もわかったので、早速「栽培セットと球根」を購入。
そして、先日栽培セットが届き、準備が整ったので、娘と球根を植えたのです。
今回は、私と同じ様にチューリップを栽培したいけど、やり方を忘れた方や栽培の方法がわからないという方に「球根の植え方」や「植える時期」「植える際のポイント」など、分かりやすく写真付きでまとめましたので、是非参考にしてみてください♪
あっ!植え方を知る前に絶対に押さえておきたいのがチューリップを植える時期です。
ここを外してしまうと、正しい方法で植えたとしても、栽培には失敗する可能性が大ですからね。
ということで、まずは植える時期から知っていきましょう。
チューリップの球根の植え方
必要なものは全部揃いましたか?
球根は忘れていませんか?
では、順に植え方をご説明していきます。
①まずはプランターに鉢底石を敷きます。
プランターの底が見えなくなるまで鉢底石を敷き詰めていきましょう。
②次に、球根の土と球根の肥料を合わせ、混ぜ合わせる。
③混ぜ合わさったら、球根の土をプランターに入れていきます。
※写真のように、プランターの約60〜70%くらいになるまで入れていきましょう。
④次に、球根の向きを揃えて等間隔で置いていきます。(先程ご紹介した65cmのプランターであれば球根を10~12個ぐらい植える)
※この時、写真のように球根の向きに注意しながら、軽く土に押し付けるのがポイント!
また、色んな色の球根を植える場合、マジックペンで色を書いておいて、同じ色が隣り合わせにならないように工夫しましょう。
■球根を置くときのポイント
写真のように、花の咲く部分を必ず上に向けて置いてください。また、上から見ると栗のように横長になっていて、その両サイドから葉っぱが出ますので、その向きも必ず揃えて置くようにしましょう。
⑤並べた球根の上に、再度球根の土をかぶせていきます。(球根1個分ぐらい(約5cm)少し深めに!)
※せっかく綺麗に並べて球根が動かないようにかぶせていきましょう。
⑥これで、球根植えも完了です。
あとは、土が乾かないようにこまめに水をあげましょう!
チューリップの球根を植える時期はいつ?
チューリップをはじめ、ヒヤシンスやユリなどの球根植物って、植える時期を間違えてしまうと花を咲かせてくれない、非常に難しい植物なのです。
ネットなどを見ていると、球根の植える時期を間違えて、花が咲かなかったという方も、結構いらっしゃるようでした(´・ω・`)
チューリップというのは、寒い時期を乗り越え、春のポカポカ陽気に誘われて休眠から目覚める植物なので、
球根を植える時期としては、
- 10月下旬から11月中旬
がベストなのです。
■球根は寝かせることが大切
そして、もう一つとっても重要なことがあります。
それは、球根を1~2ヶ月ほど2℃~5℃の低温で保管するということです。
これを怠ってしまうと、花が咲いてくれないそうで、知識のない方や初めてされる方は、これに注意しなくてはいけません。
ただ、最近では花屋さんで、直ぐに植えても大丈夫な球根が販売されていますので、初心者でも安心して栽培することができます。
もし、球根を購入後すぐ植えないのであれば、5度前後の冷蔵庫などで保管するのが良いそうです。
ここまで、球根を植える時期についてお伝えしましたが、球根の植え方を知る前に絶対に押さえておきたいポイントだったので、先にご紹介させていただきました。
では、ここから球根の植え方についてお話していきますね!
チューリップの栽培に用意するものとは?
まず、チューリップを栽培するにあたって、用意するものがあります。
では、見ていきましょう。
<用意するもの>
- プランター(横幅60cm~70cm)
- チューリップの球根
- 鉢底石
- 球根の土(培養土など)
- 球根の肥料
最低限この5つが必要になりますので、準備しましょう。
初心者の方は、下記のような「チューリップ栽培セット」がインターネットで購入できますので、一つ一つ買い揃えるよりかは便利で早いのでおすすめです。
球根栽培セット 大(ボールプランター 650mm・鉢底石・土・肥料)
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実は、私もここで購入したのですが、届くのも早かったですし、商品もしっかりしていましたよ!
ただ、球根は別売り(1個40円~60円ぐらい)になっていますので、ご注意ください。
ちなみに、私は球根だけ近所の花屋さんに買いに行き、10個購入しました。
球根を植える際の3つのポイント
ここまで、チューリップの球根を植える時期や植え方についてお伝えしてきました。
チューリップって花を咲かせるだけでも、半年ぐらい期間は掛かるし、結構大変なんですよ。
でも、大変な分キレイな花が咲いたら感動すること間違いなしでしょう!
ここで、球根を購入した花屋さんのお姉さんに聞いた豆知識を3つご紹介しておきます♪
密植すること
チューリップは成長するための栄養分を球根内にぎっしり貯め込んでいますので、密植してもキレイに花を咲かせます。
球根2~3個分ずつ間隔を空けて植えるようにしましょう。
チューリップは1輪で咲かせるよりも数本~数十本単位で育てた方がキレイなので、球根は何個か購入しましょう。
少し深めに植えること
球根は、厚み1つ分位(約5cm)の深さで植えるのがポイント!
チューリップの根は垂直に伸びるので、浅く植えてしまうと、根の力によって上に押し出されてしまいます。
土から飛び出してしまうと、球根が割れてしまったり、茎の伸びが悪くなってしまいます。
根の健康に気を配ること
チューリップの根は再生することができないため、球根を力任せに押し込んで植えてしまうと、キレイな花を咲かせることができなくなってしまいます。
爪で引っかいたり、スコップなどで傷つけてしまわないように優しく扱いましょう。
チューリップはいつ頃に花が咲く?
球根の植えるポイントもしっかりやったし、あとは春にキレイな花が咲くのを待つのみですね!
そんなチューリップはいつ頃咲くのか知っておきましょう!
チューリップは、品種にもよりますが、早いものだと3月下旬、遅いもので5月頃に咲きます。
ですから、10月下旬から11月中旬に植えても、見た目の変化が現れるまでかなり時間が掛かります。
その間に土の中ではしっかり根を張って、春に向けて準備をしていますので、気になって球根を触りまくったり、室内に入れたりせず、外のひんやりとした場所や日陰で気長に管理しましょう。
まとめ
今回はチューリップの球根の植え方について、ご紹介させて頂きました。
その前に、押さえておきたいポイントをお伝えしましたが、覚えていますか?
もう一度、お伝えしてきます。
- 球根の植える時期(10月下旬から11月中旬)
- 球根を寝かせること
です。しかも、球根を寝かせるのは、低温(2~5℃)で1~2ヶ月です。
冷蔵庫などがいいでしょう。
結構大変な工程ですが、これを怠ってしまうと、花が咲いてくれない可能性がありますので、気を付けてください。
また、球根の植え方についても「球根の土の敷き方」や「球根の向き」、「球根の置くときのポイント」を、ご紹介させていただきましたので、参考になれば嬉しいです。
もし、分からない点があれば、花屋さんで聞けばちゃんと教えてくれますよ。
子供と歌いながらやしゃべりながら、一緒に球根を植えるのも楽しいので、もし、このブログを読んで「私も今年はやってみよう!」という方は、是非トライしてみてくださいね。