インフルエンザで学級閉鎖に!習い事には行かせる?行かせない?

学級閉鎖

今インフルエンザが猛威を振るっており、学級閉鎖になっている学校も多いみたいですね。

子供自身は、自分がかかっていないので「学校休みやー!」なんて、喜んでいますが親からしたらほんと大変ですよね。

中には、学級閉鎖のお陰で仕事を休んでいる方もいるのではないでしょうか。

そんな猛威を振るっているインフルエンザですが、学級閉鎖の間、お子さんの習い事ってどうされていますか。行かせてますか。

中には「習い事に行かせてもいいのかな?」なんて、悩んでいる親御さんもいるのではないでしょうか。

そこで、今回「インフルエンザで子供のクラスが学級閉鎖になったけど、習い事はどうしたらいいのか?」について世間の声などをまとめてみました。悩んでいる方は、参考にしてみてくださいね。

目次

学級閉鎖の間、習い事はどうする?

お子さんのクラスがインフルエンザで学級閉鎖になった時、どうしますか?

行かせます?それとも、休ませます?

世間の親御さんがどう考えているのか、見てみましょう。

  • 自分の子供は元気なので行かせる
  • 友達の子供も行かせているから行かせる
  • 月謝(お金)を払っているのでもったいない
  • 習い事は休ませたくない

など、行かせる親御さんが多いようです。

基本的には行かせるも行かせないも親御さんの判断になりますが、「自分の子供は大丈夫!」と思っていても、インフルエンザは潜伏期間があるので、症状が出ていなくても感染している可能性があります。

【以前にご紹介したインフルエンザの記事】

→「インフルエンザの潜伏期間と症状の違いとは?」

また、行かせることで菌をもらってくる可能性や、すでに自分の子供が感染していて友達に移してしまう可能性もあります。

習い事先によっては、強制的に休ませる所や振替対応をしてくれるところもありますので、行かせるか行かせないかで迷った時は、習い事の先生やコーチに連絡して確認してみましょう。

世間の親御さんの意見は?

はてな3

インフルエンザで学級閉鎖になった時、習い事に対してどんな意見を持っているのか「世間の声」も見てみましょう。

✅ 行かせる(行かせた)意見

  • 個人レッスンなので大丈夫なので行かせる
  • マスク着用で行かせた
  • 自分が車で送り迎えをして、できるだけ外部との接触は避けるようする
  • 友達に聞いて行かせるのであれば行かせる
  • 子供が「休みたくない!」と言ったので行かせた
  • 病院(通院)や買い物に行くのと一緒なので行かせる

✅ 行かせない意見

  • インフルエンザになるのが心配だから休ませた
  • 去年行かせたら、インフルエンザに感染したので行かせない
  • 習い事先に相談したら、流行っているから「休ませて下さい」と言われた

など、どちらの意見もあるようです。

いずれにしても、最終的には「親御さんの判断」になりますが、もし行かせるのであればうつる可能性が十分にある事を頭に入れてしましょう。

習い事に行かせる(行かせた)際に注意すること

学級閉鎖の期間(約1週間)は、学校が休みになりますが、習い事はそんなに休ませることはできないという方もいらっしゃることでしょう。

ただ、行かせるとなるとリスクも伴いますので、以下の点には十分注意しましょう。

  • 必ずマスクを着用させる
  • 可能ならば送り迎えをする(公共交通機関を避ける)
  • 手洗い、うがいをこまめにさせる
  • 寄り道をさせない
  • 習い事先へ学級閉鎖になったことは伝えおく

などです。

基本は「自分の子供は大丈夫!」と思わないようにすることが重要です。

また、お子さんが受験生の場合特に大事な時期なので、無理してでも行かせてしまいがちですが、感染してしまうと元も子もないので、どうしてもという場合にはやむを得ませんが、あまり無理はさせない方がいいでしょう。

学級閉鎖の基準はあるの?

ちょっと話は変わりますが、インフルエンザが大流行して学級閉鎖になる基準ってご存知でしたか?意外に知らない方も多いのでご紹介させていただきます。

日本には「学校保健安全法」という児童や生徒、教職員の健康や安全を守るための法律があり、その中に「学級閉鎖基準」というのがあるのです。

ちょっと紹介しますね。

■学校保健安全法第20条

インフルエンザによる学級閉鎖の基準は「学校の設置者は、感染症の予防上必要のある時は臨時に学校の全部または一部の休業をおこなうことができる」としています。(インフルエンザの他にも、百日咳も同じ扱いとなる)

このようになっています。読んでみてお分かりの通り「おこなうことができる」と記されており、細かいことまでは決められていない曖昧な基準なのです。

ただ、文部科学省の学校医、学校保健ハンドブックには「欠席者が20%に達した場合は学級閉鎖、学年閉鎖及び学校閉鎖などの措置をとる場合が多い」と記されているため、欠席率が20%というのを基準にしている学校が多いのです。

例えば35人のクラスだと、7人以上がインフルエンザに掛かった場合ですね。ただ、学校によって基準も違うので、もし基準について知りたい場合は、学校に問い合わせてみてくださいね。

学級閉鎖の目的って何?

なぜ、インフルエンザが流行るとかかった子だけじゃなくて、クラスや学年ごと閉鎖するのでしょうか。その、目的は一体何なのかを知っておきましょう。

それは、どんどん感染していく恐れがあるからです。

すでにインフルエンザに感染してしまっている子と、していない子の接触を避け、感染拡大を防ぐのが目的となります。

学級閉鎖の期間は、地域によって多少異なりますが5~7日間ほどの休みにする場合が多いのです。

そして、学級閉鎖の期間は原則「外出禁止」となりますので、基本的には習い事にも行かせない方がいいかも知れませんね。

まとめ

今回は「インフルエンザで子供の学校が学級閉鎖になったけど、習い事はどうしたらいいのか?」や「世間の声はどうなのか」についてご紹介させていただきました。

学級閉鎖の期間中は、原則「外出禁止」としている所が多いのですが、習い事などの場合は「親御さんの判断」となります。

個人的には休ませたほうが良いとは思いますが、親御さんの気持ちを考えると、習い事を休むことでレッスンについていけなくなったり、勉強に遅れてしまうなどの心配をする気持ちも分かります。

しかし、感染してしまうともっと最悪なことになる可能性もありますので、そのあたりは子供にとって、どちらが正しい判断なのかを考えてあげてくださいね。

もし、どうすればいいのかわからないという場合は、習い事先の先生やコーチに相談し、指示を仰ぎましょう。

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