面接の際、スーツの上着のポケットのふたって「出すべき?」「出さないべき?」と疑問に思った事ないですか?
実際、私たちが就活をしていた約20年前は「出さない!」と教わったように記憶しています。
今回は、そんな疑問「スーツの上着のポケットに付いているふたは出すべき?出さないべき?」についてご紹介していきたいと思います。
これから「面接がある!」という方は是非知っておきましょう。
スーツのポケットのふたって何の為にあるの?
スーツの上着に付いているポケットのふたって何の為にあるかご存知ですか。それを知れば、面接時にどうすれば良いのかが分かると思います。
と、その前にあのふた、「フラップ」という名前が付いているんですよ。知ってました?
もちろん私は知りませんでしたが…(笑)
フラップとは英語で「パタパタと開閉するもの」という意味らしく、それ以外にも「羽ばたく」などの意味があるそうなんです。
新社会人が羽ばたくと掛けてるんですかね!?何か、深いですね~
そんなフラップが何の為にあるのかと言うと、
「ポケットの中に雨や埃が入らないようにするため」
なんです。これで面接時にどうすればいいか、何となく分かりましたよね。ちょっと一緒に考えながら読み進めていきましょう。
面接時にフラップは出すべき?出さないべき?
フラップは「ポケットの中に雨や埃が入らないようにするため」ですよね。
あなたは、面接って室内と室外どっちでやる事が多いですか?
そうです。ほとんどの場合、室内ですよね!
ですから、雨に濡れることも埃が入ることも考えにくいので、「出さない」というのが基本のマナーとなります。
ただ、面接がカフェのテラスや屋外で行われる場合だと「出す」というのが正しいマナーとなるんです。
このように、フラップは面接場所が室内か室外によって「出す」「出さない」という風になります。
面接に入る前に、今一度フラップがどうなっているかをチェックしましょう。
面接以外の場合、フラップはどうすればいいの?
面接以外でスーツを着る場合はどうすれば良いのかも知っておきましょう。
スーツを着てする仕事の場合や友達の結婚式とか二次会ですね。
その場合も、基本マナーは全く同じで、
- 室外であれば「出す」
- 室内であれば「出さない」
でOKです。
ただ、例外で冠婚葬祭などに着るフォーマルスーツ(礼服)の場合、持っている方は一度見ていただけるとお分かりいただけると思いますが、フラップがほとんど付いていません。
ですから、フォーマルスーツであれば気にする必要はありませんが、スーツで冠婚葬祭に参加する場合は、事前にチェックするようにして下さいね。
最後にもうひとつ、ポケットにまつわる面接マナーもご紹介しておきますね。それは、ポケットの中身についてです。
スーツのポケットの中身は何を入れておくといいの?
よく「ハンカチは入れておいた方がいい!」とか「スマホなどポケットがポコッと膨らむものは入れない方がいい!」など聞きませんか。
実際のマナーはどうなのでしょうか。
実は、面接時は、
「ポケットには何も入れない!」
というのが基本マナーなんですね。
私も面接をしますが、スマホや定期入れなどを入れている方もよく見かけます。
それが合否に直接関係する事はないと思いますが、ポケットが「ポコッ」と膨らんでいると格好悪いので、物は何も入れないようにしましょう。
特に、タバコとかiQOSはだめですよ(これは企業によっては合否に関係するかもです)
もちろんズボンのポケットにもですよ。
まとめ
今回は、面接時にスーツの上着のポケットのふた(フラップ)を「出すべき」か「出さないべき」かについてご紹介させていただきました。
フラップは「ポケットの中に雨や埃が入らないようにふたをするため」に付いているので、出すか出さないかは面接場所によって変わるんですね。
ですから、室内の場合は「inする」、室外の場合は「出す」んですよ。
面接をしていても、たまに片方のフラップは出ていて、片方のフラップは出ていないという方もいらっしゃいますので、そんなことが無いように面接前に今一度チェックして下さいね。
また、最後にお伝えしたようにポケットに物を入れるのも、基本マナーとしてNGなので、スマホや定期入れなどもカバンに入れておくようにしましょう。