東京オリンピックの野球を10倍楽しく観戦するための詳しいルールを徹底解説!

いよいよ東京オリンピックが開催されますね。そんな中、プロ野球選手を揃え臨む『野球』の日本代表。いつも以上にを期待されていますね。

そこで、この記事ではより東京オリンピックの野球を楽しむためにも、どんなルールで行われるのか、詳しくここで紹介していきます。

特にオリンピックは特別ルールが採用されややこしいですし、特別ルールならではの戦術や選手の起用方法など、ルールを知ること見方も変わってきますので、是非、知っておきましょう。

目次

東京オリンピック・野球の順位の決め方は?

出典:https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_spo_olympic2020-tokyo20180719j-03-w380

1次リーグ

まず、6チームを2組(Aグループ:3チーム、Bグループ:3チーム)に分けて、それぞれ総当たりで対戦し、1~3位を決める。

尚、グループ分けは以下のようになっています。

【グループA】

世界ランキング
日本 1位
メキシコ 5位
ドミニカ共和国 7位

 

【グループB】

世界ランキング
韓国 3位
アメリカ 4位
イスラエル 24位

 

決勝トーナメント

決勝トーナメントでは、各組の同順位同士が1回戦を行う。

A組1位 vs B組1位、A組2位 vs B組2位、A組3位 vs B組3位

ここからが、東京オリンピックのルールとなります。

もちろん、全勝すれば金メダル(優勝)なのですが、負けても金メダルの可能性がある「敗者復活」のステージが設けられています。

上の表で見て頂くと分かりやすいのですが、1次リーグで全敗(2敗)しても、金メダルの可能性がありますし、決勝トーナメントで1回負けても、金メダルの可能性があるのです。

要は、最大3敗(1次リーグ2敗、決勝トーナメント1敗)しても、残り全勝すれば金メダルが取れるのです。

私個人的には、負けたら終わりの方が緊張感やその一試合に掛ける想いなどもあって良いとは思いますが…。世間でもこのルールについて、賛否両論がありますが…

コールドゲームはあるの?

コールドゲームが採用されます。

5回以降で15点差、7回以降で10点差がついた時点で「コールドゲーム」となります。ただし、決勝と3位決定戦では適用されません。

恐らく東京オリンピックに出場している国同士であれば、そこまで点差が開くことは無いと思いますが、国によってはかなりの力の差があり、一方的な試合になる事もよくあります。

特に、オリンピックや世界大会の予選などでは、すごい点差が付くこともあります。そういったゲームを避けるためのルールです。

ちなみに、日本の高校野球などでも予選の際は、決勝を除きコールドゲームが採用されています。

指名打者(DH)制を採用?

そもそも指名打者(DH)制というのは、投手(ピッチャー)の代わりに攻撃(バッター)専門の選手を起用できるということです。

要は、ピッチャーの代わりに打撃(バッティング)の良い選手を使えるのです。もちろん、バッティングに自信のあるピッチャーであれば、DHを使わずに、そのまま打席に立ってもOKなのです。

日本のプロ野球の場合、セ・リーグはピッチャーも打席に立たないといけませんが、パ・リーグでは、このDH制が採用されています。

引き分けがなく、タイブレークを採用?

オリンピックでは、引き分けがなく、延長10回以降になると「タイブレーク制」というルールが採用されます。

タイブレークとは、点数を入りやすくするために、ノーアウト1塁2塁から攻撃が始まるのです。

攻撃側であれば、バントで送って1アウト2塁3塁にするのも良し、どんどん打ちに行って大量得点を狙うのも良しなのです。

また、守備側では敬遠(フォアボール)で満塁策を取り守りやすくしたり、縦の変化球を持ったピッチャーを起用して、ダブルプレーを狙いに行くなど攻守で色んな見どころがあるのです。

そういった意味で、このタイブレークは国や表・裏の攻撃によって、どんな戦術で行くのかなども楽しめるのです。

時間制限ルールがあるの?

試合時間短縮のため時間制限ルールが採用されます。

例えば「ピッチクロック」と言って、ピッチャーはランナー無しの時は投球間隔を20秒以内にしなければいけなかったり、監督や投手コーチなどがタイムを取ってマウンドに行く場合は30秒以内など時間制限が設けられます。

また、ピッチャーの交代やイニング間の攻守交代も90秒以内と制限されるのです。

見てる側からしても、ダラダラされるよりキビキビとスピーディーに試合が進む方が、スピード感もあって楽しいですし、夏場でかなりの猛暑が予想されますので、選手にとっても熱中症対策などにもなりますね。

まとめ

今回は、東京オリンピックもいよいよ開幕ということもあり、侍JAPANの野球を楽しく見るためにどんなルールが採用されるのか、詳しく解説させていただきました。

会場は、コロナ禍の為、無観客となりましたが、テレビを見ながら「あーでもない、こーでもない」と言いながら、監督になったつもりで戦術を考えながら、観戦しましょう。

侍JAPANが金メダルを獲れるように皆で応援しましょう!

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